理事長
松浦 一平
私たち回生病院は、1956年の開院以来、本年で70周年という大きな節目を迎えました。これまで長きにわたり、地域医療の中核として皆様の健康を支え、地域社会の発展に貢献できましたことは、ひとえに地域の皆様、関係機関の皆様の温かいご支援の賜物であり、心より御礼申し上げます。
当院は社会医療法人としての使命を胸に、急性期から回復期に至るまで切れ目のない医療を提供するとともに、リハビリテーションの充実を図り、患者様が安心して医療を受けられる環境づくりに努めてまいりました。さらに今後は、在宅医療や退院後支援にも一層力を入れ、地域の医療機関や介護施設と連携しながら、生活に寄り添った医療を提供することで、一貫したケアの実現を目指してまいります。
当院の医療の柱は、整形外科・脳神経外科・産婦人科の三領域です。
整形外科では多くの専門医が在籍し、年間1,300例を超える手術実績を有するなど、高度で専門性の高い医療を提供しております。脳神経外科においては、迅速な診断と的確な治療により、脳卒中をはじめとする緊急疾患に対応できる体制を整えています。また、産婦人科では地域に根ざした安全で安心なお産と女性医療の提供に努めております。
さらに当院は、災害拠点病院およびDMAT指定病院として、地域の安全を守る重要な役割を担っております。緊急時においても迅速かつ的確な医療を提供できる体制を整え、地域社会の安心を支え続けてまいります。
2024年には人工関節手術におけるロボット支援システムを導入し、より精度の高い治療が可能となりました。私たちはこれからも、時代の変化に対応しながら最新の医療技術と設備を積極的に取り入れ、質の高い医療の提供に努めてまいります。
70年という歴史は、私たちにとって誇りであると同時に、未来への責任でもあります。これまで築いてきた信頼を礎に、次の時代にふさわしい医療を創造し、地域の皆様にとって「なくてはならない病院」であり続けるよう、職員一同全力で取り組んでまいります。
今後とも変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
病院長
沖屋 康一
私達は、「皆さまに愛され信頼される病院を目指します」の理念のもと、質の高い医療を提供することで患者さんの予後を改善し、保健・医療・福祉と連携しつつ社会や職場への復帰を援助し、予防医療の充実を以て地域の皆さんの身体的精神的健やかさを保つよう取り組んでいます。
患者さんにとっては、身近な地域で最適な医療が受けられるのが理想です。そのためには、診療所や病院等の医療機関が相互に協力してそれぞれの役割を果たすことが重要です。当院は、専門外来や入院、救急医療などを担うとともに、一次医療を担う「かかりつけ医」を支援していくという地域医療支援病院としての役割を果たして行きます。
また当院は地震、津波、台風等の災害発生時に災害医療を行う病院を支援する災害拠点病院です。重症・重篤な傷病者の受入および広域医療搬送の支援を行います。さらに災害・事故が起こった場合、都道府県からの要請を受けて被災地域にいち早く出動し、医療を提供するDMATチームを持ち非常時に対応できるように備えています。
重点医療として、身体疾患をもちながらも精神症状のために一般診療科では対応困難な患者さんに対して、救急対応を含め身体面・精神面をあわせた迅速かつ適切な医療の提供に努めています。また、認知症患者さんとそのご家族が住み慣れた地域で安心して生活ができるための支援として、認知症疾患医療センターを設置し、認知症の鑑別診断、地域における医療機関等の紹介、問題行動への対応についての相談を行っております。
地球規模の気候変動が、降雨や台風など地域の災害のみならず、高温、温寒先鋭化など我々の健康にも少なくない影響をもたらしている昨今において、当院に課された役割は大きいと考えています。これまでに中讃地域の通常診療・救急医療・感染対策・災害医療等に携わってきた実績をもとにして、皆様に質の高い医療をお届けすることを心がけてまいります。地域のニーズに合わせた医療サービスの提供とともに他の医療機関との連携も大切にしていきます。